相談者さん
相談者さん
自分に向いてる仕事を知りたいのですが、身近にキャリアコンサルタントがいないため、見つけ方がわかる本があれば教えてほしいです。

今回は、このような質問にお答えします。

この記事で得られること

・自分に向いてる仕事の見つけ方×4つの方法
・今の仕事が自分に向いていないと感じる要因
・自分に向いてる仕事が見つかる本「ベスト5」

自分に向いてる仕事「適職の見つけ方」には、様々な理論と診断法があります。

今回は、「自分に向いている仕事の見つけ方がわかる本」についてご紹介します。

これまでに、少なくとも300冊以上のキャリアに関する本を読んだキャリアコンサルタントの私が、実際に試し役に立つと感じた本。相談者へご紹介し「すごく役立ちました!」と評判が良かった本から「5冊」に絞り込みました。

「自分に向いている仕事の見つけ方を知りたい」人は、ぜひ参考にしてみてください。

自分に向いてる仕事の見つけ方×4つの方法

自分に向いてる仕事の見つけ方には、大きく4つの方法があります。

1. 専門家(キャリアコンサルタント)に相談する
2. 公共・民間の「無料相談」を受ける
3. 適職診断テストを受ける(有料/無料)
4. 自分に向いてる仕事の見つけ方がわかる本を読む

1. 専門家(キャリアコンサルタント)に相談する

「本」以外で、自分に向いてる仕事を見つける方法の1つめは、専門家であるキャリアコンサルタントに相談する方法です。

あまり知られていませんが、国家資格をもつキャリアコンサルタントは、全国に6万430人(2021年4月末日現在)います。

ですが、実際にキャリアコンサルタントを仕事にできている人は、ごくわずかです。
なので、「どこに行けば、キャリアコンサルタントに相談できるんですか?」と聞かれることが多いです。

キャリアコンサルタントを探すには、ネットで検索するのが一番です。
ただ、ネットで「キャリアコンサルタント」と検索して出てくるのは、「キャリアコンサルタント向けの試験対策情報」ばかり。

「キャリアコンサルタントに相談したい人向け」の情報は、ほとんどでてきません。
私のように個人のサイトをもっている人が、極端に少ないからです。

キャリアコンサルタント検索システム
お住いの地域のキャリアコンサルタントを探す方法として、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会が運営している「検索システム」があります。

ちなみに、6万人以上いるキャリアコンサルタントのうち、この検索システムに登録している人は、わずか4,276名(2021年4月末現在)で1割程度です。また、登録者の4分の1の1038人が東京在住となっています(2021年4月末現在)

自分に向いてる仕事を「本」以外で見つけたい人は、キャリアコンサルタントに相談するのも1つの方法です。

2. 公共・民間の「無料相談」を受ける

「本」以外で、自分に向いてる仕事を見つける方法の2つめは、公共の「ハローワーク」「東京しごとセンター」などや、民間の「人材紹介会社」で無料相談を受ける方法です。

東京都からの委託による事業のため、利用はすべて無料!安心サポート!
マイナビエージェント:無料キャリアカウンセリングあり
【ゲキサポ】:マンツーマンで転職活動を支援(無料相談あり)

実は、国家資格を取得したキャリアコンサルタントに相談したい場合は、これらの機関を利用するとよいです

というのも、キャリアコンサルタントの資格を取得した人たちの多くが、ハローワークや民間の人材紹介会社で働いているからです。大半の人材紹介会社は、求職者へ「無料相談」を提供していますので、これらを活用して、自分に向いてる仕事を見つけるのも1つです。

まずは「本」を買わずに無料で「自分に向いてる仕事」を見つけたい人におすすめです。

3. 適職診断テストを受ける(有料/無料)

「本」以外で、自分に向いてる仕事を見つける方法の3つめは、有料または無料の「適職診断」を利用する方法です。

新卒の方などは、マイナビ、リクナビなどの就職支援サイトの「無料適職診断」を利用した経験がある方も多いのではないでしょうか。

大手の就職支援サイト、転職支援サイトでは、WEB上で簡単に受けられる無料の「適職の診断」を提供しているところも多いようです。

まずは「本」を買わずに無料で「自分に向いてる仕事」を診断したい人におすすめです。

4. 自分に向いてる仕事の見つけ方がわかる本を読む

さて、本題の「自分に向いてる仕事がわかる本」についてお話しします。

まず自分に向いてる仕事を見つけるには、自分の特性を知るための「自己理解ワーク」が必要です。

なので、私がおすすめする「自分に向いてる仕事の見つけ方」としては、

ワークを実施できる「キャリアコンサルタント」に相談する
ワークを紹介している「本」を活用する

この2つのどちらかです。

安価&自宅&好きな時間に自分のペースでワークに取り組めるのは、「本」を活用して自分で行う方法です。

最後の章で、「自分に向いてる仕事を見つける本」のベスト5をご紹介しますので、その本に載っている自己理解ワークにトライしてみてください。

今の仕事が自分に向いていないと感じる要因

「自分に向いてる仕事を見つける本」を紹介する前に、ここでは、「今の仕事が自分に向いていない」と感じる理由について、お話ししたいと思います。

「今の仕事に自分が向いていない」
「自分に向いてる仕事がない」

そう感じるのには、いくつかの要因があります。

・仕事ではなく、社風が自分に向いていない
・仕事は好きだが、業界が自分に向いていない
・自分の特性に今の仕事が向いていない
・自分の知識や能力を仕事で発揮できていない
・同じ仕事の社員と比較し劣っていると感じる

このようなことが、「今の仕事は自分に向いていないのでは・・・」という気持ちにさせる要因としてあります。

社風や業界が合わないことと、仕事が自分に向かないのは別もの
苦手な仕事・嫌いな仕事を、自分に向いていないと勘違いしている
その仕事に向いているかどうかは、実際にやってみないとはわからない
仕事はやっているうちに自分に向いていると感じるようになるもの
極端に苦手なこと以外は、向いている仕事になる可能性を秘めている

基本的に、「自分に向てる仕事」は、実際にやってみないと分からない。
というのが結論です。

また、「自分が苦手な仕事」に対して、「向いてない」と勘違いをしている人も多いです。わかりやすい例が営業。営業が苦手と感じる人は多いと思います。

ところが実際には、口下手で、人見知り。人にモノをすすめるのが苦手な人がトップセールスマンになり、本を出すまでになった事例がいかに多いことか。皆さんも、本屋で目にしたことがあるのではないでしょうか。

自分に向ている仕事がない、と思っている人は、「自分に向いていない」と勘違いをしていないか。やっていくうちに「向いているかも」と思う可能性があることを、ぜひ覚えておいてくださいね。

自分に向いてる仕事が見つかる本「ベスト5」

さて、今回の記事のテーマである「自分に向いてる仕事を見つける本」ベスト5をご紹介します。

キャリアコンサルタントの私が、自分の特性を理解するために普段から「わたしの取扱説明書」として活用している本、キャリア面談でも活用している本、相談者へ紹介して評判が良かった本だけを厳選しました。

どれも、2,000円以下で購入でき、自分の特性を診断できる「ワークつき」の本なので、自分に向いてる仕事を見つけたい人には参考になると思います。

第1位

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
その人がもつ「資質」を34項目に分け、最も強みとなっているベスト5の資質を教えてくれる本。本に記載されているシリアルナンバーを「WEB診断」時に入力。1問20秒で消えてしまう約180問の質問に直感で答えていくと、最後に自分の資質のベスト5が表示される。資質の詳細は本で解説されている。「あなたにはこんな才能(資質)があります」と教えてくれる本で、過去に試した「性格診断」では、最も自分の特徴を捉えている!と思えた1冊です。それ以降、友人やキャリア面談を受けた人で、自分の特性を知りたい人に紹介していますが、「かなり当たってました!」という感想が必ず返ってきます。キャリアコンサルタントやコーチの人で、これを学んだり活用している方が多い本でもあります。

 

第2位
人間は9タイプ 仕事と対人関係がはかどる人間説明書
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』著者である坪田塾塾長が書いた本。複数の性格診断の「いいとこどり」をしたもので、翻訳版ではない日本語の書籍では、私の中でナンバー1の本です。人がもつ9つの特性の中で、どの特性がより強くでているかで、その人の特性や性格を診断するもので、「だからか・・・」と、自分の行動や思考に合点がいく本でした。私がキャリアコンサルタントという仕事に興味を持ち、実際に仕事をしているのも、診断結果と合致していました。この本を読んだ直後、「自分の特性を知る!私の取り扱い説明書」講座をキャリアコンサルタント向けに開講しとても好評でした。

 

第3位
科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方
昨年(2019年)の12月に読んで、キャリアコンサルタントの私が衝撃を受けた本でした。理由は、キャリアコンサルタントの養成講座で学んできた多くの理論の根拠が覆される内容だったからです。科学的なエビデンスに基づいたこの本の影響を受け、「好き嫌い・得意不得意などの興味関心」とマッチした「仕事」を選択すると満足を得やすいという「特性因子論」を用いないキャリア支援へ方向転換したほどです。キャリアコンサルタントの皆さんはもちろん、働くことを苦痛に感じている人、自分が幸福を感じられる仕事を見つけたい人には、ぜひとも読んでほしい本です。

 

第4位
後悔しない超選択術
メンタリストDaigoさんが書かれた本です。「正しい選択は存在しない」「目指すのは後悔しない選択」ということを解説しています。人生は選択の連続なので、自分が何を選択するかで人生は大きく変わります。この本では、自分の人生を左右する「意思決定のスタイル」を5つに分けて診断。自分がどのような選択スタイルであるかを知ることは、自分に向いてる仕事を見つけるときにも重要なポイント。少しでも後悔の少ない人生を歩みたい人、自分の意思決定スタイルを知りこれからの人生を望む方向へ進めたい人におすすめの本です。Daigoさんの理論は、多くのエビデンスのある書物や資料がベースになっているので、人間の行動心理を理解するうえでも役立っています。

 

第5位
やりたい仕事の見つけ方 30-DAY LESSON
アメリカの人気キャリアコーチが書いた本で、1日1つのレッスンを30日間おこなっていくことで、自分のやりたい仕事を見つけることができるという内容の本です。おすすめの理由は、文字量が少なくて文章が読みやすく、負担なく読めることと、自分自身を知るためのワークが豊富に紹介されているからです。この本の中には全部で16個の自己理解ワークが紹介されています。「自分のことは自分がよく知っている」と思っている人も多いですが、自分では気づいていないことのほうが多いもの。1カ月間ゆっくりと時間をかけて1つ1つのワークに取り組み、自分を客観視してみたい人におすすめの本です。キャリア支援を行うキャリアコンサルタントの方が、ワークを用いた面談をするときにもおすすめです。

今回は、以上になります。
自分に向いてる仕事を見つける本のご紹介でした。

私のキャリア相談にご興味がある方はこちらでご紹介しています。